お待たせしました。予知夢のサウンド・ライブラリー登場!
収録形式は下記の通りで、MIDIファイルは全て標準MIDI形式(Standard MIDI Format)です。曲名ごとに用意した、ご希望のファイル形式の図柄をクリックしてください。
なおMIDIファイルは試聴版という意味で、途中でフェイドアウトしがちです。 完全版のテープを実費でお届けいたしますので、万一にも気に入られた方は予知夢までメール下さい。 各楽曲は、これで完成版という訳でもないものもあるので、徐々にバージョンアップ致します。 また曲名と解説だけでまだ未完成曲もありますが、そのうち登場するはずです。
- Windows WAV形式サウンド・ファイル
- RealAudio 3.0 形式サウンド・ファイル
- GS形式MIDIファイル
- 同上(ローランド社SC−88推奨)
- GM形式MIDIファイル
Inner World/Neurobeats(NTM 001)
アナログシンセの多重録音による実験的音楽の一部。 オクターブ素数分割による音律の設定や、1/fゆらぎリズムの採用など全く西洋音楽理論からは逸脱する音楽で、日常的な商業主義的音楽に慣れた耳には新鮮であるが、1時間にわたる全曲を聴いた場合に頭痛、発熱、嘔吐、発疹や下痢などの諸症状が出る方もあると報告されているので注意されたい。
異星の光景での実験的要素を最小限に押え、一般向けにかなり聴き易くした楽曲で、 シングルヒットでオリコン初登場30位、ビルボード135位以内を意識した作品。
リスナーの神経パルスとシンクロすれば非常に心地よい効果を生み出すと言われているが、逆の位相の状態においては、異星の光景同様バッド・トリップを引き起こすため、放送禁止となりヒットには到らなかった。
80年代SF的音イメージであり、当時このような音楽はサイバー・ファンクと命名された。無機的なハードウェア上に載った柔らかい意識としてのソフトウェアを音で表現している。PC−98用に画像(WRD)ファイル付きデータ・アーカイブもある。(MIDI FILE の内容は同一)MIMPIなどで再生するとヴィジュアル・イメージが表示される。
予知夢作曲によるゲシュタルトの曲に同名のものがあるが、最近の研究で、こちらの方がパート1として先に作曲されたものであることがわかった。
なおこの曲のイメージ詩は「若き抽象」のコーナーにも用意している。
淡々としたリズム上に印象的なフレーズ、詩の朗読、狂気のギターソロが展開される。 かなり初期の作品でMIDIデータは消失のため、現存するカセットテープから曲の1部分をWav形式に落したものである。
テクノっぽいアレンジとなっており、先のオリジナル版と聴き比べてみると、まったく雰囲気が違ってしまっていて興味深い。日本盤のみのボーナス・トラック
98年に発表されたリメイクである。Outer World/Neurobeats(NTM 002)
クラシック作品:変態アレンジ・バンド
”エレクトリック・サティ”は、元来エリック・サティの楽曲を電気楽器で演奏する
というコンセプトでスタートした女性3人組みのバンドであるが、サティに限らず
クラシック曲を素材に様々なアレンジで演奏(?)している。
リーダーのエリは語る。
「ほとんどクラシック音楽には興味ないけど、
アレンジの素材としては豊富じゃん。だいいちメロディーがいいしぃ。」
これに対し、踊り担当のリクは
「でも、もっと踊れるビートにして欲しいものだわ。こんなんじゃ、踊れないでソ。」
また変拍子打ち込み担当のサチによると、
DTMとは自分の思い通りに音を組み立てられるので面白い反面、
型にはまりやすいのでは、と懸念する。
「固有名詞は敢えて避けるけど、特にリズム面では無拍子あるいは変拍子にしたとたん、トラックごとの整合性を取るのが難しくなるシーケンサー・ソフトがあるの。
それに超リタルダンドでテンポダウンしたところで超絶技巧テンコ盛りにしたいとき、
タイムベースがたったの48や96だったりすると困っちゃうわ。」
こんな風なので、このアルバム1枚を残してバンドはまもなく解散した。
おなじみ、ラベルのボレロのダンス・アレンジ?。
おまけコーナー
今の時代、もはや時代遅れのDOS用プログラムですけど。まあ、私のような時代遅れの環境でDTMしている方もほとんどいないでしょうけど(でも機動性には富むのだよ)、フリーソフトですから 使ってみて下さい。