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神経律動倶楽部

新世代への掲示

A YOUNG PERSON'S GUIDE TO PROG

最近のポップスに飽き飽きしてませんか?そうです、単調な無機的ビートに何でも 管でもリミックス、オリ痔ナルを決して超えられないカヴァー、カラオケチャート を意識した安直な曲作り、世俗的で無意味な歌詞に、そろそろ飽きてきたことでし ょう。

そんな若い方々のために、私が人生変るほど衝撃を受けた名盤をいくつか紹介し 偉そうに私的に語ります。主にプログレ(最近ではprogとも呼ばれるらしい)と 言う分野がほとんどですけど、とに角この分野は絶対オモロイのです。 何がおもしろいかって、何でもありだからでしょうか。 ほとんど1970年代のものですが。 どれも町のCD屋さんで手に入るメジャーなものばかりとは限りませんが、 「オモロイ」ことは保証します。もし見かけたら、 騙されたと思って買って見てください。 ただし、はまってしまって後悔されても私は知りません(笑)。

アルバムジャケットは手持ちのものがほとんどアナログLPのため、 なかなか作業が進まず、工事中が多いですが、ご了承下さい。


クリムゾン・キングの宮殿/キング・クリムゾン
In the Court of the Crimson King/King Crimson(1969)

「うわぁ、何だこのジャケの顔は?!ぶきみっぽくて、でもとってもキュート!」 「そうじゃろ、これは21世紀に現れたスキゾイドという人なんじゃ。 永年のスパイス生活で宇宙空間を瞬時にトリップできるように変形したお方なん じゃよ。では裏面も見てご覧。」「顔がイモムシで尻尾は耳なんだ。そこからミミク ソを噴射して推進するんだね。」「そうじゃよ、当時は聴けばミミクソもふっ飛ぶほ ど衝撃的(SHOCKING CRIMSON)な音じゃったと言われておる。」

これほど圧倒的支持者を持つバンドは他にないでしょう。これは記念すべきクリムゾン のデビュー・アルバムですが、’70年代プログレの最後を飾った「レッド」まで、ど れをとってもお勧めたいものばかりですけど、まず基本はこれでしょう。過激さと優美 さ、激しさと静けさ、明と暗、陰と陽。この対比は以後の彼らの作品で常に用いられて いく手法です。

イントロのタイムトラベルSEに続く「21世紀の精神異常者/21st. Century Schizoid Man」でまず脳天直撃を受け、 「風に語りて/I Talk to the Wind」でほっと一息ティータイム、 「エピタフ/Epitaph」で考え込まされ、 「ムーンチャイルド/Moonchild」の10分以上に渡る即興演奏もアットいう間 に聴かされ、最後のタイトル曲 In the Court of the Crimson King に完全に クリムゾンの宮殿に入ってしまいます。 終ったかと思ったら「おまけ」付きだったりするところがコンセプト・アルバムな作り でして(お得な気がしたのは私だけではないはず)、全体が1つの作品な訳ですな。

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原子心母/ピンク・フロイド
The Atom Heart Mother/Pink Floyd(1970)

ピンク・フロイドは特に音作りの点でユニークなバンド。例えばベースをテープ・ エコーでループした音 (吹けよ風、呼べよ嵐/One of these days(album "MEDDLE"))、レジの「チーン」とコインの 「ジャラジャラ」(マネー/Money(album "The Dark Side of the Moon")) など、逆にそういった印象的な音をモチーフに曲を作ったのではないかと思える訳 です。そしてとうとうピアノをオルガン用回転スピーカー(レスリー)で鳴らした音を モチーフに25分の曲を作ってしまったのであった (エコーズ/Echoes〜album"MEDDLE")。
さて、この「原子心母」。直訳の日本語タイトルなのに、なぜかばっちりきまってる 四文字熟語。この頃のプログレの邦題はなかなかすばらしいものが多いです。 これまたタイトル曲は約25分の大作ですが、アッと言う間に時が過ぎること間違い なし。ブラスによる超変態拍子のイントロにはじまり壮大なメインテーマ、続いて チェロによる感動的な副主題、リック・ライトのハモンド・オルガンをバックに デヴィッド・ギルモア得意の泣きのブルース・ギターが延々と続いた後、コーラス のパートを経て、混沌としたミュージック・コンクレートの中から再びメインテーマ が再現されてフィナーレするというロック・シンフォニー。よくぞここまで作られた。 不朽の名作。

考えてみると、ピンク・フロイドと言うバンドは、その長い歴史の割にはメンバー・ チェンジがさほど多くない点が特異であるが、初期のシド・バレットのいた頃のサイ ケデリック・ロックからロジャー・ウォータースが主導権を握り、私的なバンド化し て脱退して現在に至るまで、微妙な変化があるので是非順を追って聴きたいものだ。 そうするとこの作品だけが何か浮いて感じられることだろう。これは唯一ロン・ギー シンという人のヘルプでオーケストレーションがなされていることによるものだろう。 70年9月のロンドンライブや同10月のフィルモア・ウェストのライブなど (いずれも音源はブートしかない)では、4人だけによるシンプルな「原子心母」が 演奏されている。「原子心母」の原型とされる「神秘」のアルバム盤、「ウマグマ」 に収録されたライブ盤、そしてこの4人だけによる「原子心母」を順に聴くと、 この作品が浮いて感じることはなく、逆に次のアルバム「メドル」中のメインの曲 「エコーズ」さらには「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン(狂気)」までの進化の過程 を追うことができる。

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海洋地形学の物語/イエス
Talses from Topographic Ocean/Yes

イエスと言えば「ロンリー・ハート」だ、と言うあなた!若いですね。あの大ヒッ トでイエスを知った’80ニューウェービーな方々も多いことでしょう。しかしイ エスのおもしろさはそれ以前にあります。「こわれもの」、「危機」そしてこのア ルバムと3枚組ライブ「イエスソングス」は必聴盤です。俗に言う(笑)大作主義 と呼べる作品群で、この「地形学」はその頂点。何と2枚組みトータル90分近く で1曲というもの。もちろんアナログLP時代のものですからA面からD面に対応 して、4つのパートとなってはいますが。長いからと言って、同じ様な感じで延々 と続く訳では決してない。緻密な構成で最低10回は聞き直しても新鮮です。
構想はヒンズー思想をベースにジョン・アンダーソンが考案したコンセプト に基づくものだと言う。楽曲もほとんどジョンとスティーブ・ハウによるもので、 幾つかのモチーフをもとに各楽章ごとに特徴ある独立した楽曲を形成するが、最終 楽章「儀式」においてそれらモチーフが感動的に再現されるという、まさに交響楽 的な作品。
一般的にはこの作品は評価が低いようですけど、「極み」好きのわたくしは、敢えて これをイエスの最高傑作だと言わせてもらいます。イエスの専属ジャケット・デザ イナーとも言えるロジャー・ディーンの異星の風景を眺めながら聴くといっそう効 果的です。(アナログ盤時代はジャケットデザインの細部まで鑑賞するという楽し みがあったのですが、CDサイズではそういう意識で見ることも少なくなって寂し いですね。)

代表的な関連ホームページ: Notes From the Edge


以上はプログレ御三家ともいえるビッグ・ネームですね。これに、ジェネシス、 EL&Pが続く訳ですが、 個人的にあまり好きじゃないので省略。ここからは少し手に入り難くなりますが、 ほんの少しの勇気と決断があればなんとかなるものです。

サード/ソフト・マシーン
Third/Soft Machine(1970)

60年代後半にさまざまな実験的なバンドがUKにおいて誕生したわけですが、 いまいちこのバンドの有名度が低いのは、ジャズへの傾倒が大きく、ロックファン からは見放されたことによると思う。現在は実質的に解散状態にあると思われますが、 最近ではカール・ジェンキンス(sax)、マイク・ラトリッジ(kbd)に よるクラシカルなオーケストレーションと女性ヴォーカルによるヒーリング・ミュー ジック「アディエマス」がヒットしたのは記憶に新しい。

さて、ソフト・マシーンはジャズ・ロックというキーワードでは代表選手的なバンド ですが、その初期においてはサイケデリック・ロックという呼び方が良いでしょう。 知ってる人は知っているデヴィッド・アレン(ゴング)、 ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、前述のマイク・ラトリッジ、ヒュー・ ホッパーといったUKロックの貢献者により作られたのですが、このバンドの歴史を 辿ると、度重なるメンバーチェンジで徐々にブリティッシュ・ジャズ・サウンドに 変容し、最後はただのフューヂョンになってしまうという、あまりにもハリウッド産 ハッピーエンドな映画を見ている感じです。

個人的にはまるっきりマイルスジャズっぽい5〜6あたりとか、脅威のギタリスト: アラン・ホールズワースぎんぎんのBUNDLESもいいのですが、サイケロックの終焉 とジャズロックの黎明時期にあたる、この3rdを薦めましょう。

全4曲入りですが、アナログ時代に於いては2枚組みであり、各面1曲ずつの大作だ ったのです。なんといってもワイアットのしゃがれたヴォーカルが聴ける3曲目 「ムーン・イン・ジューン」がいいのでR。泣けるぜ。

ちなみにこのアルバム1曲目のタイトルをバンド名としたFACELIFTちう福岡のバンド、 この前共演しましたが、すごいおもしろい音やってます(この頃のソフトマシーン の音とは全く違うサウンドですけどね)。

Celebration!Gong 25th Birthday!!!

誕生25周年記念パーティー/ゴング
25th Aniversery Live/Gong

ここだけの話ですが、何を隠そう私が最も好きなバンドです。バンドは変幻自在、メンバーは不特定多数、正式リリース・ アルバムの全貌も不明解という困ったバンド。基本的には取締役リーダー的デヴィッド ・アレン氏の足跡を辿りましょう。彼は1996年に待望の来日を果たし、何と名古屋 でもゴングとしてライブをやってくれました。(実はその1年前にもライブ予定が会ったのですが、私はわざわざ大阪までいったのですが、当日になって彼は飛行機に乗り忘れてたらしく公演は中止となったのであった。) 彼はビート作家W.バローズや現代音楽のテリー・ライリーとの交流の後、 ソフト・マシーンを結成、渡米後はビル・ラズウェ ルらとマテリアルの母体を作ったりしたスゴイ人物なのだが、永遠のジプシー・ミュージ シャンであり、今日も宇宙のどこかで弾き語りをしているはずだ。そんな訳で、 このゴング初来日は、 わたしの永年の希望がテレパシー外宇宙経由でようやく伝達されたような気がしました。 その来日時、岡山での公開インタビューにおいて、後述のすえひら氏に代理質問していた だく機会もあったりして大満足です。

できれば全アルバムをご紹介したいが、関連グループを含めると膨大な量となりますの で別のページに「私設ゴング・ファン・クラブ」 を設けました。

さて、ここで紹介する、このライブ盤は、1994年に結成25周年記念事業として、 本場グレートブリテンおよび北アイルランド連邦王国にて全盛期のメンバーが一同に 集まって飲めや食えやの大騒ぎをしでかしたライブの現場録音(中国語ではライブを こう言うあるよ)なのです。どんな音かって、それは聴いた方がはやいけど、買う前に 研究したいなら私設ゴングファンクラブの方を見てね。 ちなみに今年(1997)も初秋に来日を果たし、新たな希望を我々に与えてくれました。

関連ホームページ:


甦る世界/P.F.M
L'isola di niente/P.F.M

イタリアの代表的なバンド(世界的な知名度という点で)だったらまずこれ。 この手を聴いていくとなぜかイタリアにはまり込む人が多いのはなぜだろう。

サウンド的にはイギリスのジェントル・ジャイアントの影響大ではあるが、 やはりイタリア、オペラ&カンツオーネの国です。クラシック風でヨーロッパを 感じる美しいメロディーと展開、地中海の匂いのイタリア語の歌に感動いたします。
PFM、正式名称PREMIATA FORNERIA MARCONI(何とマルコーニ菓子店という意味)は キング・クリムゾンの作詞家、ピート・シンフィールドに 見出され「Photos of Ghosts(邦題:幻の映像)」が世界デビューとなったそうだ。 これはその後のアルバムで、比較的完成度は高いものの初期の新鮮さは 薄れていますが、聴き易いアルバムである。「原始への回帰」などは 美しいメロディー、変拍子、ドラマチックな展開と基本を押えた名曲だ。

関連ホームページ: PFM

ルビコン/タンジェリン・ドリーム
Rubycon/Tangerine Dream

クラフトワークと同じくキーボード(シンセ)をメインとするドイツのバンド。 これはひとつの革命です。タンジェリン・ドリームはその初期において従来のロック の概念を覆しました。メロディ、リズム、ハーモニー、どれも既成のポップスを超越 してます。さすがドイツ人ですね。解体して再構築するのが得意なようです。 このような当時としても非商業主義的な音を市場に載せられたことは信じがたい事実です。
この作品以前に「エレクトリック・メディテーション」、「アルファ・ケンタウリ」、 「アテム」、「ツァイト」と言った、どれも名盤ぞろいなのですが、いきなりそれら から入るのは、やはりかなり危険かと思います。理由は先に述べたようにカルチャー ・ショックが大きいからです。またこれ以降に発表された無数のアルバムも リズム主体で、テクノな時代の流れに乗ってしまった感じで聴く気になりません。 やはりこの「ルビコン」あるいは1つ前の「フェードラ」あたりがタンドリの入門編 としては最適だとドイツ/北欧系担当の友人(何じゃそりゃ)も言ってました。

そうそうリーダーのエドガー・フローゼや元メンバーのクラウス・シュルツのソロなど もいけまっせ。


関連ホームページ:Tangerine Dream

UFO/グルグル
UFO/GURU GURU

  1. STONE IN/隕石
  2. GIRL CALL/女からの電話
  3. NEXT TIME SEE YOU AT THE DALAI LHAMA/ダライ・ラマのもとでの再会
  4. UFO/味覚人飛行物体
  5. DER LSD-MARSCH/LSD行進曲
(註)邦題は私が勝手につけたものです。

PERSONNEL:
MANI NEUMEIER (per,vo)
ULI TREPTE (b)
AX GENRICH (g)

なぜ矢追氏の努力にもかかわらず未だにUFOや宇宙人に関して世間はかくも無関 心なのかについて、今驚くべき事実を語らねばなりません。それは、

地球上の人間の70%は異星人だ!

ということです。そしてこの宇宙人の見分け方は簡単です。こういった話しに 真剣に耳を傾けない人が実は宇宙人なのです。

余談はさておき、ファウスト、アシュラなどと並び、ジャーマン・アシッド ・シーンの中心的存在だった(?)グル・グルのUFOを聴くことにしよう。

日本盤がでてるかは知りませんが、邦題は例によって自分が勝手に付けたも のです。何やら謎めいた不可解でアシッドなタイトルが並んでます。それにし ても「UFOぐるぐる」とはドイツ人が付けたとしては、あまりにもできすぎ たタイトルです。それになぜ家畜だけがミューティレーションされるのかも不 思議です。

またジャケットには次のような衝撃の文章が刻まれていたのである。

Soon the Ufo will land and mankind will meet much stronger brains and habits.Lets get ready for that ..... P.Hinten

ヒンテンは次のグルグルのアルバム・タイトルにもなっている。さらに驚く べきことに、以下の文書がドイツ語で書かれていたのを発見したのである。

Dies ist unsere erste Platte Eine Platte ist ein Produkt Unsere Musik ist ein Prozeβ Dies ist die Gebrauchsanweisung uns live zu horen.

とっさにわたしは、ドイツ語で大学時代留年の危機を招いたいやな思い出深いが あるにもかかわらず、持っていた独和辞書で意味を追跡した。どうやらこの円盤 の使用説明書らしい。そして我々は1970年に書かれたと思われる、この謎の 文書をマジェスティック5と名付けることにした。

初めて、この円盤を手にした時、わたしは何かとてつもなく恐ろしいことが 起ころうとしていることが理解できた。次の瞬間、円盤はCDプレーヤーに収 まっていたのである。液晶ディスプレイにオレンジ色の光を発しながら、円盤 は回転を始めたんです。そしてその音を聴いた時、戦慄が脳内にインプラント されるのを感じました。また多くの場合、自分が連れ去られたことを記憶して いないようです。目撃者のひとり、小西吾作さん(仮名)は語った。

「最初は何か雑音かと思ったんですよ。あれは、そう、ちょうどラジオのガー ガーゆう音に似ていました。その後の高周波には頭がしびれましたね。」

MJ5文書によれば、彼らの音楽はプロセスなのである。実際、実に荒っぽい 音である。フリー・ジャズなドラムに自由奔放に弾きまくるギター。ほぼ 100%即興ではないかと思われる。それを称してプロセスと呼んでいるの であろうか。しかし、何ともヘヴィーだ。重いベース、フリーなドラムスに 乗って延々とディストーションとサスティンの効いたギターが即興的に空間 を動き回る。

「まっすぐ飛ぶかと思ったら急に曲がったり消えたりして奇妙でした。あれは 絶対飛行機なんかじゃありませんよ。」

2〜3曲目はクリムゾンの "Talking Drum〜太陽と戦慄Pt.2" を想起する。 そして日常的チベットの雑踏の音に吸収されて行く。これといい ゴングといいマンダラバンドといい、 なぜかアシッド系プログレはチベットを題材にするが、これはティモシー・リアリー の「チベット死者の書」とアシッド体験の共通性の発見に起因するものであろう。

そういえばクリアーライトというグループもあった。 「死者はまず無色の空(くう)に輝く光明(クリアーライト)を見るであろう」

という訳で何だか長くなってしまって、時間中に真相をお伝えできないのが 残念です。とにかく、中期クリムゾンのライブ・インプロヴィゼーションが好 きな方なら楽しく聴くことができます。 まさにUFOがグルグル飛び回っている状態をそのまま音にした感じ、とでも 言いましょうか。

このバンド、その後さまざまにメンバーチェンジとサウ ンドの変容をして行き、ついにはフュージョン(死語か?)にまで行き着くので あります。最近では来日などして知名度を復活させてますけど、個人的にはやは りこの第1作がインパクト大ですね。以上現場からの実況報告でした。


曼陀羅組曲/マンダラバンド
mandalaband/mandalaband

このタイトル曲"Om Mani Padme Hum"はシンフォニック(交響楽的)な超大作です。 このタイトル、"Om mani padme hum"とは梵語(サンスクリット)で、ラマ教徒 が唱える観世観音菩薩の真言で「ああ蓮華の上の宝珠」という意味です。
タイトルからは宗教的で、やや暗い感じがしますが、音楽的には結構明るい感じです。 チベット寺院での読経風のSEのイントロからヒマラヤを飛び越えて行くような壮大 だけど軽快なテーマ、長調・短調を行き来しつつチベット語あるいは梵語(?)で歌われる 意味不明の歌詞。ギターも明るいサスティンのきいた音色で、疾走感あふれます。 キーボードもクラシック、ジャズの要素をわざとらしく取り入れ、楽しめます。 ドラムの音が妙に乾いてて(初期キング・クリムゾンの) マイケル・ジャイルズを彷彿とさせます。

LPで言うところのB面には小曲が4曲入っていて、ジェントル・ジャイアントっぽい、 ふむふむ、なかなかイギリス臭いジャズロックに仕上がっていてまた楽しい。

さらに奥地へ立ち入る


もっとおもしろい音楽の発掘をしたいう方は こちらのリンク集からどうぞ。


Last modified on Dec.12,1997
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