Let's go to the Top! CLUB NEUROBEAT
神経律動倶楽部
PRECOGNITION DREAMS

予知夢の大予言


緊急発表!
2000年2月30日

富士山大噴火!!
Mt.Fuji Explodes
はしないであろう・・・


序章

わたし、予知夢は時々未来の夢を見る。その夢は細部に至るまで非常に リアルで、少なくとも(夢のスコープ内において)科学的根拠を持っており、 夢から覚めた時あれは決して夢ではなく、必ず将来的に実現するものである という確信を持つ。 それは科学的に説明可能なものばかりであり、よくある人類滅亡などの根拠のない 妄想的な予言では決してない
人類や地球環境の危機に関するものもあれば楽観的なものもあるが、 そこに何らかの警告や逆説的な危険を暗示するものであったりもするから 注意が必要だ。

また、これらを信じるか信じないかは自由である。我ながら、まったくとんでもないと 思われるものも中にはある。 しかし、そこには必ずいくらかの、何らかの真理が含まれていると思わずには いられまい。

では、予知夢の数々をさっそく紹介していくことにする。



予知夢の予言(1)あなたの車もガソリンエンジンに


2009年秋、画期的な新製品が登場!取り付けるだけでガソリンエンジンの乗り心地 が復活、あの頃の音と振動が楽しめるというもの。

水素ガスとのハイブリッドの時代を経て、今では100%の車が電気駆動となり、道路 も環境にやさしい(と、この時代においては信じられていた)プラセラミックス となった。以来、自動車の走行時の居住性はまったく静かで振動もなくなった。しかしそうな ると逆に何か物足りない。自分は走っているんだという、地に足がついたような感覚が 欲しくなる。ガソリン・エンジンの原始的だが力強い鼓動と化石燃料が燃える独特の匂 いへの愛着。いろいろな批判を浴びながらも未だにF1や8時間耐久などのガソリン・ エンジン使用のレースが、昔ながらの形式で残っていることからも、それは何となく理 解できる。

そういえば、ガソリンエンジンの時代には、原理はどれも気化したガソリンを燃焼させ るものだったが、いろいろな形式のエンジンがあった。中でも高いトルクが得られる V型エンジンは、その音もまた豪快であった。これを何気筒も連ね排気量数千ccの エンジンを持った古い自動車を博物館などで見掛けるが、展示物ではその音と振動を 味わうことはできない。

そんな音と振動をヴァーチャルに再現するのが、このシステムという訳だ。アクセル操 作に敏感にレスポンスするエンジン音は、車載オーディオとは別のスピーカーから 車内にのみ出力され、シートに組み込まれた低周波振動ジェネレーターがリアルな エンジン振動を産み出す。そして搭乗者はエンジンをかける瞬間の振動から、 ガソリンエンジン車でのドライブを体感できるのだ。

様々なエンジンタイプから自分の好みのものを選ぶことが可能。しかし示威的な空ブ カシやエンジンブレーキなどのシミュレートはできない。これは電気駆動方式となっ てからトランスミッションがなくなってしまったためであるのでしかたがない。

.....

21世紀もなじんできた今日、マイカー所有率はかなり減ってきてはいる。 まったく個人が自動車を持つなどと言う贅沢は資源の無駄使いであるのだが、 結局そういう社会に随分の長い間誰も何の疑問を持たずにいた。 今時、特に用事もないのに一人で車を走らせているのは気が引けるどころか 罪悪であるという風潮になりつつはある。ひところの環境ブームの頃の笑い話で、 「環境にやさしい車づくり」なんてのがあったが、結局のところ、 環境を考えて皆がマイカーを放棄しつつあるわけではないところが少し寂しい。 止む終えない国の政策で経済的負担を重くして自家用車を放棄させられている訳だから。

今後において、未だにマイカーを持つのが許されるのは、非常に高額な車両税と保険金と 環境保全税などを払うことのできる限られた人達のみとなりそうなので、このシステムも、 先々は庶民にはあまり関係のない機械となりそうである。


予知夢の予知夢(2)まぶしい光につつまれて

2003年秋、先の国会で法案が通過した、私的電波規制法がとうとう施行される運びとなった。当然のことながら通信関係の業者からは凄まじい反発が出ているが、 もっと先の日本の産業の発展と人命および環境保護のことを考えればしかたない決定であると言える。この規制法の 施行に伴い、従来の公共モラル法も一部改正となる。

以前から電磁波の人体または環境への悪影響についてはいろいろな論議があったわけ であるが、これらはどれも決定的な根拠がなかった。また公共の場でのモラルの向上 運動の実例のひとつとして、中学校教育レベルでの「携帯通信機器使用における モラル徹底」プログラムの採用も叫ばれていたが、これも全国的な義務化までには 至らなかった。 しかし今回の電波規制法は、そういった環境論的あるいは倫理的な論点から 生じたものではなく、将来的にあらゆる場所に使用されるであろうナノチップ への配慮であるという所が資本主義社会を感じさせる

今回の規制法の要旨は、公共モラル基準法第12条4項「公共の場所における電波 の使用について」を独立発展させた内容となっている。これまではモラル法11条 (喫煙)と並び、公共の場所(不特定多数が利用または通行する場所)のみの規制で あった。公共の場所としては、「各種公共交通機関等の施設周辺および公共的建築物内」 としていたのが今回の規制法により、一般道路上および店舗、集会所、娯楽施設など ほとんどの場所や建物内が規制の対象となる。従って実質的には私的な建物内 (自宅やオフィス内等)や自家用車の車内に限定されることとなり、 携帯電話の持つ意味がまったくなくなるのである。(なお従来のアマチュア無線が この規制にかからないことに対し、不公平であるという声も今後聞かれることとなろう。)

「ただし特定行政庁等が定める指定区域を除く」という当面の緩和規定に基づき、 各所でロビーの一角などに「携帯電話コーナー」や歩道上には公衆電話に隣接して 「携帯電話ボックス」などが設置されると予想されるが、携帯電話離れへの救済には ならないであろう。こちらから携帯電話をかける場合は、こういった場所においてか けなければならない。逆に不意に人からかかってきた場合には自動的に留守番録音 機能が作動し、メッセージの録音となるが、応答することはできない。速やかに 指定区域へ向かい、そこにたどり着いてから通話をしなければならないことにな る。これではほとんど携帯電話の意味を成さず、従って携帯電話を放棄する気になろう。

ただでさえ少子化により、無駄話しで高額な通話費を払ってくれている若者が減少し つつあることに加え、この規制ができたのではメーカーへの打撃は大きい。 しかし大手メーカーのJTTモシモで、世界初の体内埋め込み型携帯電話の開発途上 においてナノチップへの悪影響が発覚し、開発を中断したように、今や工業製品に限らず、人間あるいは動物の 体内各部にナノチップが使用されている現在、無用な電磁波により誤動作を起こ し、生命の危険にもさらされる可能性がある以上、私的電波規制は必然であると言えよう。


予知夢の予知夢(3)女性の社会進出と人類の進化

今や女性の社会進出は、10年前では考えられないほど進んだ。しかし未だに女性は 家庭にいるべきだとか、子育ては女の仕事だというような封建的な差別的考えを持つ 人間も少なくない。そんな前時代的な考えの持ち主の代表とも言えるT氏が言うには、
女性は「子供を出産し育てる」という重要な任務を背負うものであり、 男女平等社会の実現は生物学的な見地から不可能
なのだそうだ。

また自称男女分権運動の推進者のY氏に言わせればこうだ。

古代インドの神々が創造・破壊・維持という形で宇宙の役割分担を担っていたように、 男性が創造と破壊を繰り返し、社会を発展させていくのに対して、女性はこれを 支えるために平和で安全な状態を維持していくという役割を持っている。 このバランスによってうまく成り立っているのだから女性は 社会に進出すべきではない。
ということだそうだ。

たしかに20世紀においてはそうであったし、Y氏の説には なるほどと思える節もある。しかし21世紀に入って大きく揺らぎつつあるのは、 このT氏の指摘している生物学的理由である。 即ち女性が子供を産む必要がなくなるようになってきたからだ。 これはもう100%近い成功率の段階まで来ている。

生物の進化は形態の変化を伴うものである。人工子宮の大幅な普及の結果、女性の 容姿も変化してきている。まずは(1)社会的な外見の変化と、(2) 生物学的な外見の変化

社会的な変化としては、女性であると限定される服装や化粧などの消滅。 男性社会においては、やはり女性が(従来の)女性らしい姿でいっしょに仕事を していると必ず何らかの問題が起こっていた。ほとんどこれはセクハラという言葉 で代表されていたものである。やがて企業で働く女性の間で髪はショートカット (時には5分刈り)、顔はノーメイク、服装はスーツ(上着と白のワイシャツにスラックス)、 アクセサリーはなし、靴は男性とほとんど同じ様な革靴というファッションが流行。 ぱっと見には男と何ら変わらぬスタイルである。更にはノーブラ、パンツはトランクス というこだわりようの女性もいるとのこと。

このファッションの浸透により、なぜか社内でのセクハラ行為も驚くほど減少した。 仕事中によけいな刺激を受けることがないので仕事に集中できるようになったのである。 女性も、わずらわしいメイクや化粧直しの時間もなくなり、仕事に没頭できるようになった。

そういう時代の中、徐々に生物的な形態の変化も進んで来ている。 元来持久力や限界状況における生命力は女性の方が優れているのであるが、 体力的にも男性と同等となり、重量物を扱う肉体労働や、 建設土木現場のような危険な仕事でもこなせる女性が増えている。

そして更に特記すべき、そして歓迎すべき現象が起きつつある。 何と最近では55人に1人は生理が消滅している、との調査結果がある。 具体的な調査はまだこれからであるが、 これに伴い不妊症の女性も驚くほど増えていると言われる。 そう、今や生理休暇も出産・育児休暇も不要になりつつあり、さらに女性の社会進出に 拍車をかけることになろう。こうして真の男女平等社会がうまれる。

また、こういった諸現象は人間だけでなく、他の生物全般に起こっていることで、 (一時期これらを説明するのに「環境ホルモン」というものが考案された) これは生態系の進化に伴う自然浄化作用に過ぎず、地球の生態環境の至るべき当然の帰結であるので 何の問題もない。


予知夢の予知夢(4)第1種絶滅危惧業種

かつて環境問題について考えられるのは、鯨を船で追いかけるような時間と金に余裕のある人々であった。 自分が生きるのに精いっぱいの人間が、どうして環境のことまで考えていられよう。しかし 環境保護とは「人類自らの絶滅をどれだけ先に延ばすか」という問題と等価であることに は徐々に誰もが気づいていった。

そんな時、一部の文化人を中心に江戸時代の生活に戻る試みが流行することがあった。
とはいっても、一旦便利な都市生活に慣れてしまった人間が、不便な生活に逆行するのは困難なことであり、 これは表面上だけのデモンストレーションで、裏には電気・ガス・上下水道とインターネット情報ツール の存在が隠されていたのだが、一般大衆は信じ込んでしまった。
「物を捨てる」行為は犯罪行為に近いという意識が生まれ、 自動的に「新たに物を作る」行為には罪悪感がもたれていったのである。「作ることは命を削る」という スローガンの下に、この風潮は一般認識化され、普遍のものになっていった。

やがて何事も環境配慮を最も重要とする政策をとる環境党が政権を握ると、 即座に「製造規正法」が可決され、 リサイクル不可能な材料を用いて物を作ることには歯止めがかかった。
コンクリートの使用は抑えられ、必要以上の木材の伐採は禁止され、石油はもちろん使用規制された。

これにより特に自動車産業と建設業は大きなダメージを受けた。 もはや個人のためにニューモデルの自動車が 生産されることはなく、企業のために新しいビルを新築する時代は終わったのだ。
相次いでこれら製造業・建設業の企業が倒産し、一部の残留企業も、古い製造物や建造物を再使用し、 いかに長持ちさせるかを追求する企業に変わった。倒産で職を失った多くの労働者は情報産業やサービス業に働く場を 求めるが、もはやこの分野の人手は過剰で、かといって農林業に就く気もしない都市居住者は一斉に失業者となった。 こうして建設業は、第1種絶滅危惧業種に指定されたが、残った企業は特別何の保護措置も受けられるわけではなく 、ただ消滅を待つのみであった。

人々は便利さを捨てて、江戸〜明治時代の、あるいは第2次大戦中のような質素な生活形態をとる事が義務付けられた。 自家用車は禁止され、市民の足は自転車となった。 コンビニや大型スーパーは消滅し、歩いていける距離の町の小売店が復活した。 老朽化した建物は地震などで完全に倒壊するまで何度も補修・修繕して使い続けられた。 夜間の使用電力は最小限に抑えられ、日の出とともに起き、日没とともに寝る生活となった。

もちろん不便な生活を強いられるそんな時代が長く続きはしないだろう。 いずれまたみんなよりよい暮らしを求めて、絶滅した業種が復活するであろう。 「未来よりも今が大事」というスローガンのもとに・・・



終章

いかがでしょうか。さて、これらの予言の中には、すぐにでも実現可能な発明品についての章も あると思われたことだろう。 あなたがこれは儲かりそうだと、さっそくその研究・開発に取り組まれても構わない。 そしてその発案・特許申請はあなたがあなたの名前ですれば結構だ。 もし、あなたがやらなければ最終的には他の誰かがそれをやることになるだけのことである。 しかしわたしの予知した年号以前にそれをしてはならない。 これは歴史的必然の上に時間軸上に決まっているからである。

ただし注意点として、これら予言が実現・勃発するであろう年号も記しているものがあるが、 これらはそれほど厳密なものではない。なぜなら、わたしは常時枕もとにメモとペンを常備しており、 予知夢を見た時には、その内容や日付などを即座にメモるのであるが、 不思議な事に、朝起きてみるとそのメモには何も書かれていないためである。 従って年号は後でわたしが類推したものがほとんどである。取り敢えず年代順に整理していないが、 ある程度まとまった時点で年代順に並び替える予定である。

なぜわたしに、このような予知能力があるのかはわからない。たぶん簡単に説明する ならば、和声の理論において例えばドミナント・モーションがトニックへと解決する ことを予測可能なように、無意識的にわたしの脳が睡眠中に過去の記憶履歴を再構築し、 未来への予測を組み立てているのだと推測される。



Last update:2000/05/24

CLUB NEUROBEAT
Let's go to the Top!
RETURN TO TOP PAGE